アラフォーおっさんの資格法律日記

資格や法律について書いていきます

ニュース

司法試験漏えい事件の裁判始まりましたけどやっぱり交際していたのですね

さて今年大問題となった事件の裁判が始まりました。 司法試験の問題作成に関わった元大学教授の男が教え子の女性に問題を漏らした罪に問われた裁判が10日に始まり、元教授は起訴内容を認め検察側は懲役1年を求刑した。 http://news.livedoor.com/article/…

元ロースクール生による局部切り落とし事件の冒頭陳述で弁護士の不法行為が事実上明らかに

本日冒頭陳述が行われ、事件のあらましが明らかになりました。 headlines.yahoo.co.jp 冒頭陳述によると、小番被告の妻は、男性の秘書として弁護士事務所で働いていたが、平成26年12月から男性と不倫関係となり、飲食店やカラオケ店などで デートを重ね…

こんなマニュアル作るから弁護士は世間知らずって言われるのでは?

今朝ネットのニュースを斜め読みしているとこんなニュースに目が止まりました。 「取り調べは原則黙秘」…死刑弁護の手引が波紋 死刑求刑が予想される事件の弁護活動について、日本弁護士連合会がまとめた手引が波紋を呼んでいる。 否認事件などで被害者の裁…

ノーベル賞続々で地方国立大に脚光?こんな記事書くとまた誤解が生まれるんじゃないでしょうか?

今日ネット見ていたらこんな記事を見つけました。 近年の日本人受賞者に地方国立大出身者が目立っている。今年を含む過去5年間で見ると、受賞6人のうち旧帝国大を除く地方国立大出身者は4人を占める。大 学関係者からは「(有力国立大より)重圧が少なく…

司法試験問題漏えいはロースクール制度が掲げた実務重視の理念に立ち戻るチャンス?

司法試験を揺るがした青柳前明大ロー教授のよる試験漏えい問題。 どうやら憲法の論文問題だけでなく憲法の短答問題の方も漏らしていた可能性が高いみたいですね。 そりゃあ事前に問題知っていて問題作った本人に添削してもらっていたなら高得点とりますよ。 …

司法試験論文問題漏えいでまたロースクール不要論に拍車がかかりそう

今日は平成27年度司法試験合格発表の日。 受験した人間の緊張がピークになる日。 そんな日にもかかわらず司法試験の問題漏えいという とんでもないニュースが明らかになりました。 今年の司法試験で問題作成を担当した考査委員の明治大法科大学院教授が、教…

局部切り取りの事件ばかり注目されていますけど別のロースクールの学生の事件もヤバい

局部切り取り事件の犯人が 某有名私大のロースクール生だったのでかなり問題になっていますが、 実は別のロースクールに通う学生が起こした犯罪もまた問題になっています。 それがこちら 知人男性の交際女性(23)の名誉を傷つけるビラを熊本大構内に張っ…

司法取引導入しても日本に合うかどうか疑問です

今日新聞を読んでいたらこんな記事が目に付きました。 検察と警察の取り調べの録音・録画(可視化)の義務付けや「司法取引」の導入を盛り込んだ刑事司法改革関連法案が7日、衆院本会議で与野党の賛成多数で可 決された。自民、公明、民主、維新の4党で政…

少年法の趣旨を守るつもりだったら少年法61条に罰則を設けるべき?

こんばんは、 最近また少年の実名報道に関して話題になっています。 少年法はその61条で実名報道を禁じているようです。 61条では、少年が犯した事件について、名前や住所、容貌(ようぼう)など、その少年と推しはかることができるような記事や写真を新聞やそ…

熊大ロースクールに関する続報が無いけどどうなっているのでしょうか?

こんにちは、 以前このブログでも引用させてもらった熊大ロースクールの募集停止の件。 その後全く情報がありません。 熊本日日新聞にこれに関する記事が載ったのが1月29日。 熊日のスクープだったみたいですけど、 他紙が続くことも無く、 また熊大ロースク…

弁護士事務所の広告を手掛ける代理店が脱税で告発されるって世も末だ

こんにちは、 昨日こんなニュースが配信されていました。 消費者金融への「過払い金」の返還請求を行う弁護士事務所の広告を手がけて急成長した東京の広告代理店が、架空の経費を計上する手口でおよそ5億円の所得を隠していた疑いが強まり、東京国税局は脱…

民法改正案が答申されました

こんにちは、 今日は何と言ってもこのニュースですね。 法制審議会(法相の諮問機関)は24日、民法の債権に関する規定を抜本的に見直す要綱を上川陽子法相に答申した。(中略)1896年の民法制定以来、債権規定の抜本改正は初めて。改正項目は約200…

民法の成人年齢が18歳になるとどうなる?

こんにちは、 今日はこんな記事が目に留まりました。 上川陽子法相は20日午前の閣議後の記者会見で、選挙権年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げる公職選挙法改正案が今国会で成立する見通しとなったことを受け、「民法の成人年齢を選挙権年齢と一致…

民法改正で保険料が高くなる?

こんにちは、 今日も民法改正がらみの話です。 民法が改正され、「法定利率」が引き下げられれば、交通事故で亡くなったり重い障害が残ったりした場合に受け取る自動車保険の保険金の額に影響が出ることになります。 死亡事故などが起きた際、損害保険会社は…

消費者の利益を害する約款は無効にする?

こんにちは、 昨日こんなニュースが出てきました。 法制審議会(法相の諮問機関)の民法部会は10日、契約ルールなど債権に関する規定を見直す民法改正要綱案を決めた。事業者が消費者に示す「約款」をめぐる規定を新たに設け、消費者の利益を一方的に害する…

熊大ロースクールも募集停止みたいです

こんにちは、 また一校募集停止するようです。 熊本大(熊本市中央区)が、大学院法曹養成研究科(法科大学院)の学生募集を2016年度から停止する方向で調整に入ったことが28日、複数の関係者への取材で分かった。志願者減少や司法試験の合格率低迷が…

司法試験に合格しても貸与じゃジリ貧?

こんにちは、 昨日こんなニュースが配信されていました。 司法修習生に国が給与を支払う「給費制」が廃止され、返済が必要な「貸与制」に移行したことをめぐり、横浜弁護士会は1月21日、「給費制」の復活を求めるシンポジウムを横浜弁護士会館で開いた。「貸…

ロースクールの補助金削減は仕方なし?

こんにちは、 昨日こんなニュースがありました。 文部科学省は16日、法科大学院に交付する2015年度の補助金の算定基準となる有識者会議の審査結果を公表した。司法試験合格率の低迷などで学生の法科大学院離れが進んでいることを受け、合格実績や教育内容に…

センター試験、不利とか何とかを考えている暇はありません

こんにちは、 今日は時事ネタを。 ネットニュースを見ていたら、 こんな記事を目にしました。 ○浪人生の7割が出題範囲の改定は「不利にはたらく」 出題範囲の改訂が自分にどのように働くか聞くと、現役生の約6割は「有利にはたらく・やや有利にはたらくと思…

結婚・育児のためなら贈与税の非課税枠が拡大

こんにちは、 ネットニュースを見ていたらこれに目が止まりました。 自民党税制調査会は27日、結婚や子育ての資金として、 親や祖父母から、子や孫がまとまったお金をもらっても、 1人につき1千万円までは贈与税がかからないようにする方針を決めた。 来…

ベネッセの株主が役員の責任追及を求めているらしいです

こんにちは、 今日ネットを見ていたらこんな記事に目が止まりました。 ベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件で、持ち株会社ベネッセホールディングスの個人株主が15日、事件で会社が巨額の損失を出したとして、原田泳幸会長兼社長ら事件当時の役員…

特定秘密保護法が施行されましたが私たちにどんな影響があるのでしょうか?

こんばんは、 本日特定秘密保護法が施行されました。 安全保障上の機密を漏らした公務員や民間人に厳罰を科す特定秘密保護法が10日、施行された。同法は昨年12月に成立。政府は施行に先立ち、運用基準を策定し、秘密指定の状況をチェックする監視機関も…

非弁活動は犯罪です

こんにちは、 先日このような事件がありました。 岐阜県警岐阜羽島署は6日、弁護士資格がないのに報酬を得る目的で示談交渉を行ったとして、愛知県一宮市高田、自称クリニック顧問土本裕子(50)、同所、無職尾関之俊(69)両容疑者を弁護士法違反の疑…

両親親族と縁を切る方法は無い

こんにちは、 今日ある雑誌を読んでいるとこんな記事に目が止まりました。 「親族と縁を切る方法」 知っておられる方もいると思いますが、 親族関係を法律上終わらせる方法は原則ありません。 婚姻で生じた親族関係ならば、 離婚するか、 夫か妻が死んだ後、…

資格取ると貧乏になる?を読んで

こんにちは、 先日このような記事を読みました。 http://biz-journal.jp/2014/03/post_4247.html どのようなことが書いてあるのかというと、 「会社の新規開業数の低下、インターネットによる顧問料の透明化、安価な全自動会計ソフトの進化などによって税理…

衆議院選挙が公示されました

はいこんにちは、 今日衆議院選挙が公示されました。 ちなみに公示とは、 選挙期日を告知すること。衆議院議員総選挙と参議院議員通常選挙の選挙期日の告知は公示と呼ばれ、天皇が詔書をもって行う。その他の選挙の選挙期日の告知は告示と呼ばれ、当該の選挙…

相続税の基礎控除額が減って実質相続税が高くなる?

こんにちは、 最近特に相続税の話を聞く機会が増えました。 たぶん理由は来年から相続税の基礎控除額が下がるためだと思います。 基礎控除額というのは、 簡単に言えば相続税がかからないお金(財産)のこと。 相続税は基礎控除額等を総財産から引いて残った…

最高裁が出した一票の格差に関する判決について

こんばんは、 昨日こんな判例が出されましたね。 「一票の格差」が最大4・77倍だった昨年7月の参院選は違憲だとして、2つの弁護士グループが選挙無効を求めた計16件の訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は26日、「投票価値…

公認会計士の合格発表もあったみたいですね

こんにちは、 昨日公認会計士試験の合格発表があったみたいですね。 11月もいわゆる難関資格の合格発表が続きます。 それで肝心の合格者数ですが、 1102人で最盛期の4041人(2007年度)と比較して約4分の1になってしまいました。 公認会計士は試験に合格すれ…

2014年度司法書士試験の合格者から考えること

先週の話になりますが、司法書士試験の最終合格者発表がありました。 出願者数が24538人、 受験者数が20130人(午前の部と午後の部両方受験した人数) 合格者数759人 合格率3,77% 法務省のホームページより という結果でした。 しかしまあ、合格率4%弱と…