2014年度司法書士試験の合格者から考えること
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先週の話になりますが、司法書士試験の最終合格者発表がありました。
出願者数が24538人、受験者数が20130人(午前の部と午後の部両方受験した人数)
合格者数759人
合格率3,77%
法務省のホームページより
という結果でした。
しかしまあ、合格率4%弱とはきつい試験ですね。
司法試験が新制度に移行してから人気が急落している現状では、
法律系資格の中では司法書士試験は最難関となっているのではないでしょうか。
ただ合格率は確かに低いですけど、
司法試験と違って受験資格に制限がありませんし、
受験回数の制限もありません。
ですから、まだ実力が無い人でも試験慣れのために受験することが多いのです。
それが低合格率に繋がっている理由の1つと言われています。
一昔前だったら、旧司法試験浪人の方が大量に司法書士試験に流入し、
試験の合格レベルが一気に上がったと言われていましたが、
それの人々もほとんど合格し、
合格レベルも最近は落ち着きつつあります。
司法書士は弁護士資格などと同じく定年がありません。
ですので一度取ってしまえば何歳までも続けることが可能な職業ですから、
人気は衰えないでしょう。
ただ前述したように受験資格に原則制限がありませんから、
受験生のレベルは思ったよりは高くなく、
受験予備校を使って1,2年で合格することも可能ですし、
独学でも合格できるチャンスはあります。
見た目の合格率に惑わされること無く、
あなたも受験してみませんか。