ロースクールの補助金削減は仕方なし?
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こんにちは、
昨日こんなニュースがありました。
文部科学省は16日、法科大学院に交付する2015年度の補助金の算定基準となる有識者会議の審査結果を公表した。司法試験合格率の低迷などで学生の法科大学院離れが進んでいることを受け、合格実績や教育内容によって差をつけ、改革を促した。交付対象52校のうち8割が14年度より削減され、7校は半減という厳しい結果で、募集停止や統廃合が一層進む可能性もある。
制度破綻している現状だと仕方が無いのかもしれません。
でもこれって下位校はどうがんばって無理ですからね。
良い実績があるロースクールに行きたいと思うのが普通ですから、
実績が悪いところに好き好んで行きたい人はいません。
あとロースクールは都会の学校ばかりになって、
地方の人は弁護士になれなくなると言う人もいますけど、
現状ロースクールに行かなくても、
予備試験経由で司法試験受験資格を得ることは可能ですから、
この意見もどうかと思います。
もちろん現状予備試験の最終試験が関東まで行かなくてはいけない点は
改善すべきだと思いますが。
ともかくこの10年で司法試験の価値は暴落しました。
事務所でふんぞり返っている輩がどんどん淘汰されているのは良いことだと思いますけど、
そろそろ法科大学院制度について抜本的に変えるべきではないでしょうか?