登録販売者は就職に有利?

こんにちは、

今日も登録販売者の話です。

昨日の記事に書きましたように

2015年度試験から登録販売者試験の受験資格が一部変更になります。

具体的には学歴制限と実務制限が無くなるのです。

そのため受験者が増えることが想定されます。

でもこの登録販売者の資格を取って役に立つのでしょうか?

確かに需要がかなりあります。

ドラッグストアやコンビニの業界では喉から手が出るくらい

有資格者が欲しいはずです。

ただあくまでアルバイトとして。

もともと登録販売者は

薬剤師の数が足りないことを理由として作られた資格です。

しかしここ数年の薬学部増などによって供給数は増えています。

でも薬剤師って難関資格の一つですので

雇う単価が高いのです。

とてもドラッグストアやコンビニが大量に採用出来る訳ありません。

その点登録販売者だったら単価は安く済みます。

1類の医薬品の販売はできませんが、

コンビニやドラッグストアは

売れ筋に風邪薬などの販売ができれば十分ですので

その程度なら無理に薬剤師を雇う必要は無いのです。

そう考えると

登録販売者はアルバイトとして雇われる分には

引く手あまたの大変有用な資格と言えるでしょう。

でも正社員として就職活動する場合は

思ったよりは有用では無いかもしれません。

だって正社員で雇ったら登録販売者の利点である

単価の安さが無くなってしまうので。