新3K職場の介護業界ですけどまだ光明がある?
こんにちは、
今日は介護業界について。
ちょっと前に調査ですけど、
介護業界って新卒の人たちから3Kの職場と思われているみたいです。
3Kとは(きつい、汚い、危険)の略称で、
いわゆるバブル期にこの3Kの職場は敬遠されていました。
そして現在バブル期を凌ぐ新卒の売り手市場になり、
介護業界も3Kなのでかなり敬遠されているのです。
ただ今の介護業界で前述した(きつい、汚い、危険)というよりも、
(きつい、汚い、給料が安い)の方がしっくりくるでしょう。
ともかく介護業界、特に最前線で頑張るヘルパーさんたちの待遇が
悪すぎます。
以前話したように私の友人に介護業界のコンサルタントをしている奴がいて、
時々いろいろな話を聞くのですが、
資格を取ったばかりの人間って1か月フルに働いても手取り10万円いくかいかないからしいです。
またチラシや求人誌で募集をかけてもなかなか人が来ないとも。
手取り10万円という金額を考えたら、
生活保護貰ったり、コンビニでバイトした方がマシですもんね。
そっちの方が楽だし、貰えるお金だって多いのですから。
一方政府も傍観しているだけでは無いようです。
ただ、斜め上を行くようなことを考えているみたい。
なんでも人手不足は外国人で補えばいいと考え、介護職に従事する外国人を積極的に受け入れる方針だとか。
これに関して日本人に比べると安価で雇える外国人が増えると当然平均単価も下がり、
今より給料が安くなると声だかにおっしゃる方もおられます。
でも日本語が不十分な外国人を入れたところでどれだけ役に立つのでしょうか。
介護の仕事ってある程度意思疎通ができないと余計な軋轢を生み、それがさらに仕事量を増やしてしまいますので、日本語が不十分な外国人を入れた場合デメリットは計り知れません。
よしんば役に立つとしても、日本語が最低限出来る外国人は介護業界以外の業界だって喉から手が出るほど欲しいはず。
そうなったら外国人の奪い合いになり、結局外国人の単価も上がっていくでしょう。
それに外国人だけでこれどんどん増える介護が必要な老人をすべてカヴァーするのは完全に不可能。
最終的には介護職の給料を上げて人間を確保する以外の方法が無くなると思います。
現在のところ新卒から見向き去れない職種になっている介護職ですが、
どんどん市場が大きくなることが確実視される数少ない職種です。
今は我慢して介護業界でキャリアを積んでいくのも決してナシではありません。
将来の展望が開けない方は介護業界に掛けてみてもいいのではないでしょうか。