相続の基礎知識その2 相続分って何?

こんにちは、

今日は相続の基礎知識2回目「相続分」についてです。

相続分というのは、

死んだ人の総財産のうち相続できる分を割合で示したものを言います。

で相続分はケースによって異なります。

①妻と子供2人いる場合。

妻が1／2、子供が1／2となりますが、

子供が２人いるので子供一人当たりは1／2の2等分になりますから、

全体からみると1／4となります。

②妻と死んだ人の父親がいる場合（母親は他界）。

妻が2／3、父親が1／3となります。

仮に母親が生きている場合は、

父親の取り分は1／3の2等分となりますので、

全体からみると1／6となります。

③妻と死んだ人の姉がいる場合（両親は他界）。

妻が3／4、姉が1／4となります。

仮に両親が生存している場合は、

姉には相続資格が原則ありません。

これが基本となりますので、

できるなら覚えておいた方が良いでしょう。