住民投票で80%も反対があるのなら止めなきゃいけませんよね
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昨日つくば市で総合公園建設の是非を巡って住民投票が行われて、
反対がなんと80%に達したそうです。
茨城県つくば市が計画する総事業費約305億円の「(仮称)市総合運動公園」建設の賛否を問う住民投票が2日、実施された。
反対が6万3482票で、賛成の1万5101票を大きく上回った。投票率は47・30%、当日有権者数は16万7589人だった。
結果は法的拘束力を持たないが、市原健一市長は「この票差をみると、計画の白紙撤回も考えざるを得ない。9月議会までには考え方をまとめたい」と述べた。
流石にここまで差がついてしまっては、
市長も計画を見直すしかありません。
これについて代議制の意義が薄れるとか言っている人がいるみたいですけど、
代議制が採用されてる理由の一つに
選挙民全員が参加する直接民主制をやっていれば、
他のことができなくなるということがあります。
だから直接民主制の具現化である住民投票できるものはやって白黒つければいいのです。
今回の総合公園の是非を巡る住民投票はその典型例でしょう。
そしてこんなに反対が上回っている物について強行するなら、
それは代議制の横暴意外に何物でもありません。
ただしもちろん反対の声が大きくても実施しなければいけない政策だって存在します。
だからいろいろ政治って難しいのです。
でも政治が面倒だから難しいからと言って顔を背けて全部政治家に丸投げすると、
政治家が自分たちの利益になることしかやらなくなるので困ったものです。