司法書士試験に向けた勉強法(民法編)
こんにちは、
司法書士試験において
民法の問題は毎年20問前後出題されており、
択一問題としては一番出題される科目です。
また出題の一定の分野に偏っておらず、
万遍なく出題される傾向にありますので、
特定の分野だけ勉強するという勉強法では太刀打ちできないでしょう。
民法の勉強法としては、
まずは薄目の参考書をざっと読んだ後
過去問演習をやりながら問題の形式に慣れるようにしましょう。
そしてここで大事なのは過去問の解説。
一度出題された過去問がそのまま別に年に出されることは司法書士試験に関しては
多くはありません。
ですがテーマは別。
ちょっとづつ内容を変えて出題されます。
過去問の知識を知っていれば解ける問題は多く出題されますので、
過去問の解説をしっかりとマスターすると正解率はアップするはずです。
そうやってやっていくと時間はかかりますが、
かなり穴が無くなるはずです。
その後過去問であまり出題されていない範囲を参考書でカヴァーすれば
民法については合格点が取れることでしょう。
しかし司法試験と異なり、
判例の深い知識まで問われる問題はそれほど出題されませんので
間違っても判例百選などには手を出さないようにしましょう。
そこまで行くとドツボにハマります。
試験科目は民法だけではありません。
最重要科目だと言っても民法だけ勉強すればよいという訳ではありませんから。
それと民法は他の科目より早く勉強するようにしましょう。
民法の知識を前提にしているところもありますので、
民法より先に勉強を始めてしまうと効率が悪くなる恐れがあります。
ただ今年の試験にはまだ出題されないと思いますので、
改正後のことよりもまず現行民法をマスターすることに力を入れましょう。