行政書士試験の試験内容
こんにちは、
今日は行政書士試験の試験内容について見ていきましょう。
行政書士試験の試験内容は次のようになっています。
試 験 科 目行政書士の業務に関し必要な法令等(出題数46題)
憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学の中からそれぞれ出題し、法令については、平成26年4月1日現在施行されている法令に関して出題します。
行政書士の業務に関連する一般知識等(出題数14題)
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
試験の方法
試験は、筆記試験によって行います。
出題の形式は、「行政書士の業務に関し必要な法令等」は択一式及び記述式、「行政書士の業務に関連する一般知識等」は択一式とします。
※ 記述式は、40字程度で記述するものを出題します。
法律に関するものが46問、
一般教養に関するものが14問となっています。
また合格基準は
合格基準次の要件をいずれも満たした者を合格とします。
① 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、満点の50パーセント以上である者
② 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、満点の40パーセント以上である者
③ 試験全体の得点が、満点の60パーセント以上である者
(注) 合格基準については、問題の難易度を評価し、補正的措置を加えることがあります。
㋐満点の6割以上の得点をとる
㋑法律系の問題について満点の5割以上の得点をとる
㋒一般教養の問題について満点の4割以上の得点をとる
という3つをすべて満たせば合格となります。
合格基準がしっかりと決まっていますので、
合格基準点が年によって変わらないのは良いですよね。
ですが、行政書士試験の場合、
40文字記述という設問が3問あります。
この40文字記述というのが曲者で、
どうやらこの記述のよって、合格者数の調整を行っていると実しやかに囁かれています。
実際のところ、この記述問題についてどのような基準で採点されているかわかりません。
ですからできるだけ記述の出来に左右されないよう、択一問題で得点を稼いでおくのが無難だと思います。
明日はもうちょっと詳しいことを書くことにします。